EM菌

 『Effective Microorganisms』の頭文字をとったもの。邦訳すると『有用微生物郡』

 琉球大学農学部長教授 比嘉照夫氏が作ったもので自然界に存在する微生物の中から
乳酸菌、酵母菌、放線菌、光合成菌など10属80種類以上の微生物郡を選択して複合した
培養液。
 この培養液がさまざまな汚れや腐敗菌をきれいにする働きを持っています。この働きを利用して
現在、農業や環境事業など、ざまざまな分野で広く活用されています。
                       (株)EM研究所内 情報室発行のエコ・ピュア より

 難しい理屈はさておき、要は「この培養液の中の菌が善玉菌として働く」という事らしいです。EM培養液で生ゴミを堆肥にした物がEMボカシといって、植物や農作物の生長に良いそうです。また、水で薄めて台所の油汚れを落とすのに使ったり、布団に(びしょびしょになるほど!)かけて干すとフカフカになるとか、消臭効果もあるのでタンスなどに吹きかけてかび臭さをとるなどの効果もあるそうです。さらに、お米のとぎ汁と合わせて発酵した液を流すと河川の浄化作用もあるとか。殺菌作用もあるので農作物に付いた害虫にも、ある程度の効果があると言うことだそうです。
 ただ、この培養液単独では効果が出ないそうです。培養液を使って育てたミニトマトと使わなかったミニトマトでは成長に差がなかったという結果が発表されていました。つまり、肥料などの媒体があって、初めて相乗効果で善玉菌が増幅されるという事のようです。培養液ひとりぼっちなら楽しさ半減、でも(肥料、生ゴミなど)君と2人なら幸せ倍増!元気もりもり・・という事ですか?私もこんな奥さんが欲しいナ〜