まんぼう 翻車魚倶楽部
航海日誌since July 2000

★JWS「薪ストーブライフ」創刊記念パーティー その2

 飲んでは食べ、食べては大笑いの大宴会の翌朝。昨夜から胃液は分泌されっぱなしで、気が付くと中華粥が出来上がるのを待てずに、まんぼうがいきなり牛肉を焼き始める。それをフツーに平らげ、やっと出来上がった中華粥に舌鼓をうち、その後ようやくこれからのJWSの方向性について真剣に討論が展開されました。(これがなかったらただの飲み会だもんね)

 そして、そして!本日のメインイベント!! いよっ、待ってました!!

 W氏による手打ち蕎麦。もちろん蕎麦は自家栽培されたもの。混ざりモノなしのそば粉100パーセント。挽きたての打ちたてが美味しくないわけない!つなぎナシのそば粉がまとまっていく様子は、まるで手品を見ているようです。W氏の手際の鮮やかさに、皆はデジカメ片手に口をあんぐり。

 やがてお湯が沸く頃には、箸とお椀を持ち、茹で上がるが早いか全員が一斉に飛びつく。

「今まで食べていた蕎麦って一体何だったんだろう〜」

 このパーティーを締めくくるのにふさわしい絶品ソバでした。


 そして、今回のパーティーはつつがなくお開きとなったのでした。めでたし、めでたし・・となる筈でしたが、話しはここで終わらない。(もうちょっと付き合ってね)

 実は今回初参加の、原村でストーブを施工している宮川さんとペンション「ラディッシュガーデン」の小川さん(詳しくは“しじみのページ*ストーブ編No.5でお二人とも登場しています)から、とんでもない話しを昨夜聞いてしまったのです。
コレ何だかわかります?→

 原村のとある場所に『ハスクバーナーのクッキングストーブ』が野ざらしになっている?!

 以前からクッキングストーブが欲しいと思い、折あるごとに色々なメーカーの物を物色していたのですが、今ひとつピンとこない。自分たちが考えている家には、新品ではなく中古の、しかもシンプルな古いタイプが合うような気がするのです。例えば「ハスクバーナーのクッキングストーブ」。所が、現在日本では流通していないのです。それでもなんとかして手に入れる方法はないかと模索していた矢先のこの話。何か縁があるに違いないと思い、お二人に頼み込んで、帰りがてらその現場に寄ることにしました。

 「野ざらし」と聞いていたのですが、ちゃんと軒の下に置いてありました。しかも、しかもタイプが違う物が2台!

(左)No.725M なんと、給湯用タンクもついている。実は、クックストーブを設置する時には給湯システムも付けようと思っていたのです。コレは私のためにここに置いてあるの?

(右)下には、725Mより一回り大きめのNo.722が置いてある。状態はこちらの方が良さそう。

 取っ手に付いていた荷札を確認してみるが、一体、何語なんだろう?北欧の方の字かも知れないネ、なんて話しをしながら、あちらこちら勝手にチェックを入れる。

 実は昨晩、この話しが出た際私より先に話を聞いていたカワコンsanが、すっかり購入する気になっていたのです。一晩中、2人は笑顔の下で密かな戦いを繰り広げていたのですが、2台あるなら一安心。と、すっかり購入できる気になっている。
 後は、宮川さんと小川さんによ〜くお願いしてルンルン気分で帰路についた私達でした。


←始めて見る字体。所々にちょんちょんと点がくっついていて
 なにげにキュートな文字。
 それにしても、流通していないと聞いていたのだが、ある所には
 やっぱりあるんだなーと思いました。
 一体どんなルートで日本にやって来たんだろう・・?

    

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