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★9月24日『里山体験塾*稲刈り体験』 | ||
次の日は、天気も良くいよいよ今回の『稲刈り体験』である。今年の夏は、大変暑かったため、刈り取りの時期も例年になく早くなって、稲刈りが終わっていない田んぼは、私たちのBE−PAL棚田ぐらいだった。 まず地元の農家の方に、稲刈りの鎌の使い方、稲の束ね方などを教えていただいて、数人のグループ分かれていよいよ始まった。田植えの経験はあるものの、稲刈りは、はじめての経験だった。一株ずつ手で握って、円を描くように鎌を使って刈り取る、持ちきれなくなる大体5〜6株ほどで、刈り取った稲を一度地面に置く。同じようにもう一度稲を刈り、さっき刈り取った稲の上に、すこし交差(X)させるように載せる。そして他のわらで、この稲を結ぶ。交差させるのは、はさがけするときに、分けやすくするため |
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である。鎌を使って稲を刈るのはそれ程難しくはないのだけれど稲を束ねるのがすこし難しい。農家の方はまるで手品のように簡単に、『えっえ〜もう一度やってください』、というぐらい素早くしてしまう。マンツーマンでじっくり教えていただいて、やっとやり方が理解できた。 何回かやっていくうちにコツが解り格好はすこし悪いけれど何とか出来るようになり、人海戦術で割と短時間で稲刈り終了となった。時間にして1時間ぐらいだが、天気も良く汗びっしょりとなった。正直いうと大変な肉体労働であることがわかった。コンバインの偉大さが解る。 |
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そして、刈り取って束ねられた稲は、イナキを立てハサガケをした。イナキは、田んぼに2m50cmほどの高さの木を約2m間隔で立て、横木に竹を3本、渡し、稲穂が重ならないように間隔を開けて、わらで縛ったとっても簡単な物。ぜんぶの稲をかけ終わると、結構いい風景になる、と思ったのは私だけだろうか?。 ハサガケの前で記念撮影を一枚。 そして、昼食。今回はちらし寿司と、土筆のおしたしやシソの実やいろいろなお漬け物。もちろん味は申し分なく、お・い・し・い〜!!。 |
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2日目も、ペンタックス協賛の大判カメラを使っての、里山写真撮影術講習会が行われた。プロの写真家のお話はとても参考になった。が、すぐにいい写真が撮れるとは限らない。真似をしてみるのだけれど、思っているような感じには、なかなか写真は撮れないものである。センスがない?のかも。 |
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赤とんぼがとまっています。 | 彼岸花 | ハサガケした棚田米 |
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今回は、2回目という事もあり、すこし余裕を持って楽しむことが出来た。農作業の重労働も、前回の草刈り同様に体験できたし、自然の奥の深さと、素晴らしさも感じることが出来た。里山に暮らしたいという願望がますます、強くなった。 次回は、いよいよお楽しみの雑木林の手入れ、わら細工や納豆もち作りなど、里山の冬支度の体験である。(12月16〜17日) ←今森光彦さんと記念撮影。 |