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★2001年3月17日 第3回薪ストーヴMLオフ会in原村 | |
今年も薪ストーブMLのオフ会が、長野県原村のペンション・ラディッシュガーデンで行われた。去年は、第一回目ということもあり、総勢7名で参加したが、今回はまんぼう1人での参加だった。 自宅から原村まで距離にして約320km、1人なのでゆっくりと高速を走り3時頃、諏訪南インター到着。まだ少し時間があるので、近くのストーブショップを少しのぞいて4時頃ペンション到着。 ラディッシュガーデンは、八ヶ岳山麓、標高1330mに位置し、このあたりは、年平均気温は8.6℃。 今年は例年になく雪が多い年で、1月末には、一晩で80cmの積雪があったらしい。今年の最低気温は、−18℃。 |
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今回のオフ会の参加者は、ペンションのオーナーの小川さん、川田さん、村谷さん、そして、ゲストとして地元で薪ストーブの施工の仕事をされている宮川さん、とまんぼうの5人。このほかに参加希望者がいたのだが、仕事の都合等でキャンセルになった。 一番最初に到着したのは、まんぼうで、早速、自家製の地ビール頂いた。そして、メンバーが揃うまで、ここのストーブをじっくりと見せていただいた。ストーブは『ヨツール118』現在ではもう製造中止になっている、緑のホーロー引きのストーブ。両サイドには、北欧の自然がレリーフで描かれている。縦型のストーブの入り口は、通常ガラスはなく、空気の取り入れ口があるだけなのだが、やっぱり炎を見たいということで、ガラス窓をオプションでつけている。45cmぐらいの薪が楽に入る炉内は、とても広く構造もシンプルで、ヨーロッパ系のストーブらしさが感じられる。 |
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全面に空気取り入れ口があるだけの、とてもシンプルなこのストーブは、北欧の文化と伝統が感じられ、もう製造していないのはとても残念だ。タバコの火のように端から順に燃えていくシガータイプは、わが翻車魚倶楽部のストーブと同じである。 ←このレリーフがなかなか素敵!! |
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さて今回もゲストとして参加してくださった、宮川氏は大阪出身で、コンピューター関係の仕事から後、ログビルダーをされ、この時薪ストーブに魅せられて、現在は、原村に住み、薪ストーヴの施工をしている。関東方面から関西まで幅広く活動していて、宮川さんでなければ、という宮川信者までいるそうだ。もちろん経験も豊かで、いろいろなストーヴの施工実績がある。最近新築した自宅では、ヨツールの最新型FL12(ファイヤーライト)をこの冬から使用している。早速明日見学に行かせてもらう事となった。 | |
ラディッシュガーデンの美味しい夕食を頂き、ビールもどんどん進んで、いろいろな話がでた。 川田さんと村谷さんは、同じダッジウエストのストーブ。小川さん、宮川さんは、ヨツール。そしてまんぼうは、アンデルセンのストーブ。アメリカ対ヨーロッパ。触媒方式対クリーンバーン方式。それぞれ、炎の燃え方や、燃やし方が違い、一長一短がある。また、燃やす薪もいろいろで、この原村近辺では唐松が多くて、ナラなどの広葉樹は、買わないとないらしい。クヌギが中心の我が翻車魚倶楽部は、薪に関しては恵まれている。 話もなかなか尽きなかったが、明日のことも考えて12時頃お開きとなった。 |
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★2001年3月18日 第3回薪ストーヴMLオフ会in原村*2日目 | |
2日目は天気も回復して快晴の温かい日となり、八ヶ岳連邦もご覧のようにくっきりと青い空に浮かんでいた。 朝食の後、ペンションの周辺を少し散歩した後、いよいよ薪割りの開始である。各自自慢のチェンソーと斧を取り出し、直径20〜30cm級の唐松を玉切りし、グレンスフォッシュのラージ、マジックアックス、スチールの斧、ホームセンター製の和斧を、試してみた。 |
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この時薪割りした唐松は、二、三日前までは雪に埋もれていたもので、とても新鮮ジューシーだった。唐松を割るときは良く乾燥させてからの方が、割りやすいらしい。そのためか、今回は、ML御用達のグレンスフォッシュ・ラージより、和斧の方が割りやすく感じた。 川田さんは、ハスクバーナーとグレンスラージ。村谷さんは、小松ゼノアとスチールの斧。小川さんは、マキタと和斧。そしてまんぼうはスチールとマジックアックス。いろいろな道具を一度に見ることが出来た。オフ会ならではの事だ。 |
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薪割りした薪は、好きなだけお持ち帰りできて、皆さん愛車のピックアップに積み込みしていた。薪ストーブユーザーならではの車である。現在、翻車魚倶楽部も薪運搬用に軽トラックを探しているところだが、ピックアップのこんな車もかっこいいナー。(おっといけない、まもなく木の芽時だー) あっという間に薪割りも終了。お昼は、手打ち蕎麦をいただいた、もちろん労働の後には『ビール』も・・・。 |