まんぼう 翻車魚倶楽部
航海日誌since July 2000

2001年3月17日 第3回薪ストーヴMLオフ会in原村  
ラディッシュガーデン 今年も薪ストーブMLのオフ会が、長野県原村のペンション・ラディッシュガーデンで行われた。去年は、第一回目ということもあり、総勢7名で参加したが、今回はまんぼう1人での参加だった。
 自宅から原村まで距離にして約320km、1人なのでゆっくりと高速を走り3時頃、諏訪南インター到着。まだ少し時間があるので、近くのストーブショップを少しのぞいて4時頃ペンション到着。
 ラディッシュガーデンは、八ヶ岳山麓、標高1330mに位置し、このあたりは、年平均気温は8.6℃。 今年は例年になく雪が多い年で、1月末には、一晩で80cmの積雪があったらしい。
今年の最低気温は、−18℃。
自家製地ビール 今回のオフ会の参加者は、ペンションのオーナーの小川さん、川田さん、村谷さん、そして、ゲストとして地元で薪ストーブの施工の仕事をされている宮川さん、とまんぼうの5人。このほかに参加希望者がいたのだが、仕事の都合等でキャンセルになった。
 一番最初に到着したのは、まんぼうで、早速、自家製の地ビール頂いた。そして、メンバーが揃うまで、ここのストーブをじっくりと見せていただいた。ストーブは『ヨツール118』現在ではもう製造中止になっている、緑のホーロー引きのストーブ。両サイドには、北欧の自然がレリーフで描かれている。縦型のストーブの入り口は、通常ガラスはなく、空気の取り入れ口があるだけなのだが、やっぱり炎を見たいということで、ガラス窓をオプションでつけている。45cmぐらいの薪が楽に入る炉内は、とても広く構造もシンプルで、ヨーロッパ系のストーブらしさが感じられる。
サイドのレリーフ

 全面に空気取り入れ口があるだけの、とてもシンプルなこのストーブは、北欧の文化と伝統が感じられ、もう製造していないのはとても残念だ。タバコの火のように端から順に燃えていくシガータイプは、わが翻車魚倶楽部のストーブと同じである。


←このレリーフがなかなか素敵!!
 さて今回もゲストとして参加してくださった、宮川氏は大阪出身で、コンピューター関係の仕事から後、ログビルダーをされ、この時薪ストーブに魅せられて、現在は、原村に住み、薪ストーヴの施工をしている。関東方面から関西まで幅広く活動していて、宮川さんでなければ、という宮川信者までいるそうだ。もちろん経験も豊かで、いろいろなストーヴの施工実績がある。最近新築した自宅では、ヨツールの最新型FL12(ファイヤーライト)をこの冬から使用している。早速明日見学に行かせてもらう事となった。
 ラディッシュガーデンの美味しい夕食を頂き、ビールもどんどん進んで、いろいろな話がでた。
 川田さんと村谷さんは、同じダッジウエストのストーブ。小川さん、宮川さんは、ヨツール。そしてまんぼうは、アンデルセンのストーブ。アメリカ対ヨーロッパ。触媒方式対クリーンバーン方式。それぞれ、炎の燃え方や、燃やし方が違い、一長一短がある。また、燃やす薪もいろいろで、この原村近辺では唐松が多くて、ナラなどの広葉樹は、買わないとないらしい。クヌギが中心の我が翻車魚倶楽部は、薪に関しては恵まれている。
話もなかなか尽きなかったが、明日のことも考えて12時頃お開きとなった。

2001年3月18日 第3回薪ストーヴMLオフ会in原村*2日目
八ヶ岳連邦 2日目は天気も回復して快晴の温かい日となり、八ヶ岳連邦もご覧のようにくっきりと青い空に浮かんでいた。
 朝食の後、ペンションの周辺を少し散歩した後、いよいよ薪割りの開始である。各自自慢のチェンソーと斧を取り出し、直径20〜30cm級の唐松を玉切りし、グレンスフォッシュのラージ、マジックアックス、スチールの斧、ホームセンター製の和斧を、試してみた。
元祖グレンスのカワコンはじめてのマジックアックスこの時薪割りした唐松は、二、三日前までは雪に埋もれていたもので、とても新鮮ジューシーだった。唐松を割るときは良く乾燥させてからの方が、割りやすいらしい。そのためか、今回は、ML御用達のグレンスフォッシュ・ラージより、和斧の方が割りやすく感じた。
 川田さんは、ハスクバーナーとグレンスラージ。村谷さんは、小松ゼノアとスチールの斧。小川さんは、マキタと和斧。そしてまんぼうはスチールとマジックアックス。いろいろな道具を一度に見ることが出来た。オフ会ならではの事だ。
迷機が揃いました怪しい奴等
愛車はトラック? 薪割りした薪は、好きなだけお持ち帰りできて、皆さん愛車のピックアップに積み込みしていた。薪ストーブユーザーならではの車である。現在、翻車魚倶楽部も薪運搬用に軽トラックを探しているところだが、ピックアップのこんな車もかっこいいナー。(おっといけない、まもなく木の芽時だー)
 あっという間に薪割りも終了。お昼は、手打ち蕎麦をいただいた、もちろん労働の後には『ビール』も・・・。

    

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