3.えっ!薪割りぃ〜?!


「灯油代がタダになる」 とどめの一言でついに我が 翻車魚倶楽部 に薪ストーブがっ!!

確かに灯油代はタダになった。しかーし!  「えっ!?薪代!!」

しかもその「薪代」ってやつを低コストで抑える為には
自分で薪割りをしなければならないらしい。

  「えっ!?薪わりぃ〜?」
 

  それは、ある日突然やって来た。

  「宅急便で〜す。小さい割にコレすごく重たいですよ。
   北海道からみたいなんですけど一体何なんでしょうね」

  (ン?北海道??)

  「まあ、ホント重たいわあ」
  「ああ、危ないですよ。僕持ちますから・・何処に起きますか?」

  (まあ、確かに重いって言えば重いけど・・・そんなに騒ぐ程じゃないのになー)
  なんて思いながらも

  「あらそう?じゃ、ここに・・・どうもありがとう
   乙女のように微笑んでハンコを押す。

  そして早速、細長い箱を開ける。
  上からのぞくと赤い鉄のかたまりが・・・。
箱に入っていたのは上の赤いオノ
Axes(アックス社)マジック斧 総重量5.5s

 4.5sの重いヘッドが、普通の斧では割りにくい太い丸太や節のある薪を簡単に割る
ジャイアントハンマーという、うたい文句付。

ちなみに下の斧は同社の「ミニモール」小割に便利なの片手用の斧

 あ?・・・ひょっとして、ひょっとしたらコレが薪割り用のオノ?


 薪割りの斧というと「金太郎さんが担いでいた斧」を思い浮かべる人も多いと
思うが(実際私もそう思っていた)しかし、あんな刃の付いたやわなモノでは
玉切りした樫の木は割れない。


 うたい文句どおり、この鉄のかたまりで

 「でやーっ!」

 気合い一発、叩き割る。
 自信を持って言っちゃうが、私は運動神経ゼロ。しかも右肩を脱臼しやすい。
思い起こせば20年前・・・まあ、んな事はどうでもいいのだが、そのような私でも
コツをつかめばこの通り。
 やってみると結構おもしろい。
 「でやーっ!」っと叩き割る。
 そう、正に叩き付けて割るのだ。

 かなりのストレス発散になる。

 夜中に爆走している若者達よ
 そのエネルギーを「薪割り」に
 ぶつけてみないかい?

 ♪あなたと私の宝物〜
  有楽町で〜会いましょオ〜♪♪
       by フランク永井

 別に深い意味はありません。
 単にゴロが合ったから
 歌ってみただけ。


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